グルメエッセー

パリで出会ったエスニック料理: にむら じゅんこ 浅野 光代: 本

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パリで出会ったエスニック料理

パリで出会ったエスニック料理

出版社/著者からの内容紹介

パリを語るうえで欠かせないのは、世界各国から集まった移民たちの存在です。パリ市庁によれば、現在パリの人口の14%(およそ5人に1人)がフランス国籍以外の国籍を持つ外国人や移民と推測されています。彼らは母国の文化を担いながら、パリ市内にしっかりと根を張って、それぞれのコミュニティを形成しています。本書はそうしたコミュニティ文化を「食」を通して探る新しいパリガイドです。
移民たちが構えるパリ市内のエスニックレストランは、10,000軒前後あると言われていますが、本書では著者がその中のおよそ1,000軒に実際に足を運び、41の国と地域についてレポートします。文化、人種、世代、貧富、階級などさまざまなギャップと果敢に戦うパリ流の「コスモポリタン精神」を通して、今までクローズアップされることの少なかった、人種のモザイクとしてのパリを発見できる1冊です。★著者が選んだ全147軒のベスト・エスニック・レストランガイドが付いています!
★ 現地語で書かれたメニューを日本語に訳した、料理名辞典が付いています!
※本書は2002年2月~2005年4月に月刊誌『ソトコト』で連載されたものを、単行本化にあたり、加筆、再編集したものです。

内容(「BOOK」データベースより)

著者の好きなパリは、小脇にフランスパンを抱えたボーダーシャツにベレー帽のハンサムでも、エレガントな高級ブランドに囲まれたセレブでもない。異文化に近づき、そこからハイブリッドを生もうとするエネルギーを持つパリが、著者の好きなパリだ。このエスニック料理ガイドは、パリ流のコスモポリタン精神を、食を媒介として断片的に紹介したいと願い、著者の小さな体を張って作ったささやかな混血文化へのオマージュである。全41カ国147軒の選りすぐりエスニック・レストランガイド付。

内容(「MARC」データベースより)

全41カ国にスポットを当て、パリに住む移民を通して彼らの国の食文化を探る。各国の移民たちが市内に構える、お薦めレストランも紹介。現地語メニューがわかる料理用語辞典付き。

出版社からのコメント

パリを語るうえで欠かせないのは、世界各国から集まった移民たちの存在です。パリ市庁によれば、現在パリの人口の14%(およそ5人に1人)がフランス国籍以外の国籍を持つ外国人や移民と推測されています。彼らは母国の文化を担いながら、パリ市内にしっかりと根を張って、それぞれのコミュニティを形成しています。本書はそうしたコミュニティ文化を「食」を通して探る新しいパリガイドです。
 移民たちが構えるパリ市内のエスニックレストランは、10,000軒前後あると言われていますが、本書では著者がその中のおよそ1,000軒に実際に足を運び、41の国と地域についてレポートします。
文化、人種、世代、貧富、階級などさまざまなギャップと果敢に戦うパリ流の「コスモポリタン精神」を通して、今までクローズアップされることの少なかった、人種のモザイクとしてのパリを発見できる1冊です。
★著者が選んだ全147軒のベスト・エスニック・レストランガイドが付いています!
★現地語で書かれたメニューを日本語に訳した、料理名辞典が付いています!
※本書は2002年2月~2005年4月に月刊誌『ソトコト』で連載されたものを、単行本化にあたり、加筆、再編集したものです。

著者からのコメント

パリジャンたちは「食」を「情報」として食べる術を知っています。快楽や健康という視点からではない食べ方、ソフトパワーとしての食を楽しんでいます。
9.11以降の世界では、グローバリゼーション(=画一化)が急速に進展する一方で、民族間、宗教間の闘争が激しさを増しています。国際化や移民の受け容れについても、先進的な考え方をとっていたフランスにおいてもイスラム系の青年などによる暴動が頻発しています。従来、フランスは、人種に関係なく、フランスの共和制の理念を受け容れれば、「フランス市民」として平等に扱われるというポリシーを貫いてきました。
つまり、フランスという坩堝(=国家)の中で、さまざまな人々が一体化できるという理想をもっていたのですが、このことが逆に、イスラム少女のスカーフ着用問題などに象徴されるように、エスニック・マイノリティーの立場から反発を招く結果にもなっています。ここへ来て、フランスでも移民の人々の文化背景などを尊重すべきという「多文化主義」の考え方が台頭しています。
多文化主義の考え方に「メルティング・ポットからサラダ・ボウルへ」というメッセージがあります。異質なものをあえて一体化させるよりも、異質なものたちの個性を生かすことで活力を生み出していこうという考え方です。
世界中の人々が同じような食べ物を口にするのを強制するのではなく、それぞれの文化背景の下で、培った食事(=スローフード)を一緒に食べ、おいしいと感じることができれば、世界はもっと平和になっていたかもしれません。

エスニックフードは、「闘うゴハン」です。食のグローバリゼーションという暴力から、自分たちの食べ物を守るという「闘う遺伝子」としての食を追いかけ、私なりの「異文化食べまくりガイド」を作ってみました。

カバーの折り返し

私の好きなパリは、小脇にフランスパンを抱えたボーダーシャツにベレー帽のハンサムでも、エレガントな高級ブランドに囲まれたセレブでもない。異文化に近づき、そこからハイブリッドを生もうとするエネルギーを持つパリが、私の好きなパリだ。このエスニック料理ガイドは、パリ流のコスモポリタン精神を、食を媒介として断片的に紹介したいと願い、私の小さな体を張って作ったささやかな混血文化へのオマージュである。(本書まえがきより)

カバーの折り返し

私の好きなパリは、小脇にフランスパンを抱えたボーダーシャツにベレー帽のハンサムでも、エレガントな高級ブランドに囲まれたセレブでもない。異文化に近づき、そこからハイブリッドを生もうとするエネルギーを持つパリが、私の好きなパリだ。このエスニック料理ガイドは、パリ流のコスモポリタン精神を、食を媒介として断片的に紹介したいと願い、私の小さな体を張って作ったささやかな混血文化へのオマージュである。(本書まえがきより)

著者について

月刊誌『ソトコト』海外特派員。フランス語、英語、中国語を自由に操り、世界中を飛び回る真のコスモポリタン。国際派ライターとして、世界の辺境文化からサブカルチャーまで幅広くカバーしている。移民問題に関しては現場で出向いた感覚をもとに独自の視点を築いて注目を浴びている。主な著書に『おいしいフランス語』(三修社)、『パリを遊びつくせ!』(原書房)、近著の『Avec ma Maman―子どもと行くパリの旅案内』(リトルモア)が好評。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

にむら じゅんこ
4か国語を操り、世界中を飛び回る真のコスモポリタン。国際派ライターとして、世界文化はサブカルチャーまで隈なくカバー。移民問題に関しては、現場で得た感覚をもとに独自の視点を築いて注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

第1章 5つのエスノコミュニティ(マグレブ―マグレブ発、新国民食クスクス
西アフリカ(セネガル、マリ~コートジヴォワール、ペナン、トーゴ)―食で極めるアフリカン・キッチュ
トルコ―トルコチャイハネでカフヴェを
インド―黒肌のアジアン・パリジャンたち ほか)
第2章 パリに構築される小さなコミュニティ(ベトナム―本場より美味しい?パリ13区
カンボジア―たおやかな女性たちのカンボジア料理
タイ―洗練系エスニックの象徴、パリのタイ料理
チベット―タンタンも食べたツァンパ料理 ほか)