内容紹介
80歳を過ぎてなお、意気軒昂に新著を世に問い続ける 途轍もない思想家・吉本隆明。戦後日本の言論界の最前線に常に位置してきた「巨人」は、何を食べ、どのような生活を送り、何を考えてきたのか。聞き手に食文化に詳しいジャーナリスト・宇田川悟を得て、食に始まり、人生、文学、思想にいたるまで、思想家の全人的魅力を縦横に引き出し、森羅万象に通じる批評の世界が繰り広げられる。
内容(「BOOK」データベースより)
好物は東京下町のレバかつ、スズメ焼き―。「戦後最大の思想家」は何を食べ、何を思い、どのように生活してきたのか。「食いしん坊」を広言する著者の食べ物への愛着と、生い立ち、人生、文学、思想が縦横無尽に語られる。飾らない人柄と深遠な思想を垣間見る、著者の魅力あふれる一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉本 隆明
1924年東京・月島生まれ。詩人、思想家、評論家。東京工業大学卒。詩人として出発し、54年『転位のための十篇』で荒地詩人賞を受賞。一方で思索・言論活動を幅広く展開し、日本の戦後思想に大きな影響を与えた。著作に『言語にとって美とはなにか』(勁草書房)、『共同幻想論』(
河出書房新社
)、『心的現象論序説』(北洋社)など多数。2003年『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞を、『吉本隆明全詩集』で藤村記念歴程賞を受賞
宇田川 悟
1947年東京生まれ。作家。早稲田大学
政治
経済学部卒業。フランスの社会や文化、食文化に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1 戦前―幼少時代(月島の表長屋で誕生
吉本家の食卓 ほか)
2 戦中~敗戦―米沢
高等工業学校時代(自然と時間との出会い
ナンパ、悪酔い、果樹園荒し ほか)
3 戦後―サラリーマンから物書きへ(食いつなぐために
就職、組合活動の鬱屈 ほか)
4 家庭生活をめぐる料理考(同棲・新婚時代
子どもからのマンネリ批判 ほか)
5 老年を迎え、今、思うこと(溺死未遂の全容
身体と精神 ほか)